突然ですが、CAEって知っていますか?
CAEとはComputer Aided Engineeringの略で
コンピュータで工学を支援しましょうというものです。
なんかこれだけ聞くと難しそうだなと思うかもしれませんが
平たくいうとコンピュータシミュレーションの事です。
CAEでgoogle検索するとサーモグラフィーのような画像が出てきます。
↑リンクを貼りました。
例外もありますが、
初期ではモデル全体が青色になっており、
力が入ったり、温度が加わったりすると赤くなります。
この色の変化で、
材料力学だったら力が入りやすい場所、
熱力学だったら温度が上がりやすい場所がわかるという事です。
これがわかることで、実際のものを作らなくても
作ろうとしている形状が良いものなのか?を調べる事ができます。
つまり、試作として
実際の製品や金型を作る必要がないということにもなるため、
コスト・材料の削減、作る時間そのものの短縮にも使えます。
で、本題。
ここまでCAEの説明をしましたが、
このCAE、皆さんはどう読みましたか?
私は「シーエーイー」と読んでいます。理由は2つです。
新卒で配属された部署がCAEをやっている部署だから。
そこでは「シーエーイー」と読んでいました。
専門としている部署が間違えるとは考えられないです。
学生時代、講義の中でも「シーエーイー」と教わっていた。
機械工学ではCAD/CAM/CAEとセットで出ることが多いのですが
読みはキャド/キャム/シーエーイー。
CAEだけ何故そのまま何だろう?と妙に印象に残っていました。
「シーエーイー」という読み、少数派です。
ですが、シーエーイーって読むと
結構な確率で何言っているんだ?という反応をされます。
現在の派遣先や今の就活生は
「キャイ」とか「キャエ」って呼んでる人が多いです。
自動車業界で経験のあるプロパーの方でも「キャイ」と読んでます。
まぁ、言いたいことはわかります。
CADもCAMもキャから始まる読みですからね。
CAEもキャから始まる言葉になるのが自然なんでしょう。
もしかして、今はこの読み方が一般的だったりするんですかね。
CAEを仕事としていた時も聞いたことがありませんし、
勉強している限り、そう読んでいる本は見たことがないのですが…
もしCAE=キャイの読みの本があればコメント等で教えて下さい。
「キャイ」が今の一般的ならば、
私の知識は古いということになりますからね。
認識を改めようと思います。
余談
もう1つ「にわかな知識」を書いてみよう。
CADも読みが違うと全然意味が変わってきます。
キャドの場合
CAD(Computer Aided Design)
コンピュータを使って設計するためのソフトのこと。
シーエーディーの場合
CAD(Computer Aided Diagnosis)
コンピュータを使って画像診断をすること。
医用画像から病巣のある部分を抽出して見やすくするシステムのこと。
まさかCAEで「キャイ」って読むのは
別分野での読みだったりするのか?
興味は尽きませんね。
追記
記事を投稿した後に
「はてなキーワード」で調べて見たが…
やはりCAE=シーエーイーじゃないか!