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派遣社員から臨床工学技士になった人の日記です。

トヨタ社長の発言を聞き、自分の身は自分で守らなければいけないことを実感した。

私は自動車メーカーで働く派遣エンジニアです。

 

今日はそんな私にとって非常に興味深い記事を見つけました。

headlines.yahoo.co.jp

 

トヨタ豊田章男社長が会見にて終身雇用を守るのが難しい

という発言をされたようです。

 

この終身雇用崩壊のお話は、今回に限ったことではない。

以前から聞いたことがあります。

 

ですが、やはり有名な自動車会社の社長が

そのようなお話をされたというのは

非常に大きいと思います。

 

個人的には面白いことになってきたなと思いました。

というのも大企業の社員を希望している人の中には

「安定」を求めて志望する人もいると思います。

(私の大学時代の同級生でも実際にいました)

 

ですが、これから会社に「おんぶに抱っこ」ではいけない。

そういうことになってくると私は捉えています。

  

派遣さんの立場として思うことは、

大企業のプロパーでも実際、

自分で考えている人は限られているなということです。

 

誤解のないように言うと、

大企業は頭のいい人の割合が高いです。

 

すぐに面白いアイデアが浮かび、提案する人を何人も見てきました。

それこそ、比べるのも失礼と自分自身から思ってしまう。

そんなレベルの方も多くいらっしゃいました。 

 

ですが、派遣さんの立場で

これだけの方とお会いできたと言うのは幸運でした。

そういうレベル、そういう人を目指すために

日々能力の向上をしなければと思ったものです。

 

が、その反面、大企業の社員だということだけ

誇りを持っている人も何人も見ています。

 

典型的なのはその会社でしか通じない用語でのやり取り

昔の話ですが、

派遣されて1週間も経っていなかった頃です。

 

先輩プロパーに連れて行かれ、

私は会議に参加したのですが、

やり取りは会社の独自用語ばかり。

何を喋っているのか全くわかりませんでした。

 

あえて難しくしているのかもしれないが、

会議に出ている以上、派遣さんとして少しでも役立ちたい。 

ということで会議前後でどういう意味ですか?

と聞いて見たのですが、全く相手にされずでした。

 

しかも、理解できなかった私を見て、優越感に浸っていました。

非常に残念ですが、そういう方もいました。

 

こういう優越感に浸っている人は

是非、流動的な環境試して見てほしいです。

 

今後必要とされるのは、どこに行っても

一定以上の力を発揮できる人です。

 

ここでも独自用語しか使えないのであれば

…それまででしょう。

 

途中個人的な願いも入ってしまいましたが、

私もいつ今の会社に派遣終了し、

去るのかはわかりません。

それまでに多くの普遍的なことを学び、

実践しなければいけない。

 

そう、改めて思いました。