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派遣社員から臨床工学技士になった人の日記です。

信頼を得るために依頼者の思いを腹落ちするまで聞いていこう

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信頼できる社会人になっているのかは定かではありませんが、この記事で出ている考えは大事にしています。というのも若手のときにメッセンジャー・ボーイになっている、ガキの使いになっているという指摘をよくいただいていたからです。

 

当時新人の派遣として配属された時は派遣先の上司からの意見を受け取った後に他部署の課長や関連会社の責任者と交渉をするということが主業務となっていました。

 

やる気はありましたが、社会人としての経験もなければ、車の知識もほとんどないということで、言われたことをそのまま伝えるだけで精一杯。なぜこの仕事を依頼するのか?という質問すら答えられませんでした。そして、相手側の要望に対しても深堀りをせず、伝言係として派遣先上司に伝えるだけなので、またそこで怒鳴られる。本当にこの記事の悪い例そのものでしたね。

 

このままではパフォーマンス不良で派遣契約を切られてしまう!と焦り、ビジネス向けコミュニケーションの本を買ったのもいい思い出です(笑)。ただ、そのおかげでコミュニケーションだけではなく、電話、メールの基本的なマナーも学ぶことが出来ましたね。

 

ただ、この記事にある派遣先の上司の思いを理解し、自分の言葉として話すのは慣れるまで相当苦労しました。ちょっと気を抜いたら「メッセンジャー・ボーイ」になってしまうし、理解できたとしても相手は10年以上業務経験のあるエンジニアの方なので自分でもわかるくらいの大汗を流していました。

 

今は他部門との交渉頻度は少なくなっていますが、今後もチームとして仕事を進める以上、業務命令というのは必ず出てきます。なので、私自身が腹落ちするまで問いを続けることや自分の言葉で話すということは今後も大事にしていきたいです。

 

逆に指示を出す側になった時には鵜呑みにする人かどうかを見ていけば、信頼度は分かりそうですね。コミュニケーションを取るときにはそこも注意していきます。

 

ただ、質問すると即キレる人もたま~に見かけます(笑)。いいから黙って言われたことやれ!というタイプ。時と状況を見極めるのも大事かな。