読もうと思った理由
「誰もが頭が良くなるシンプルなトレーニング」この一文に引かれました。
私は仕事をするときに止まってしまうことが多いです。頭の中で考え事をするといつまでも終わりません。
周りの人曰く相談すれば解決じゃないか?と言うこともあるのですが、その相談のタイミングもわからなくなってしまいます。恥ずかしい話ですが、1日の成果をほとんど出せずに業務終了ということも多々ありました。
この状況をなんとか出来ないか?少しでも素早く考えられないか?と思い購入しました。
本の内容
主に言いたいことは実は帯に書かれています。
A4の紙に1件1ページで書く。
ゆっくり時間をかけるのではなく、1ページを1分以内にさっと書く。
毎日10ページ書き、フォルダに投げ込んで瞬時に整理する。
それだけで、マッキンゼーのプログラムでも十分に教えられていない、
最も基本的な「考える力」を鍛えられる。
深く考えることができるだけでなく。
「ゼロ秒思考」と言える究極のレベルに近づける。
特に重要なのは最初の3行です。毎日A4用紙10枚を使って10分の思考時間を作ることを勧めています。
「1枚1分でA4用紙を埋める」。この文だけ見ると簡単そうに見えますよね。ですがこの作業は意外と難しいです。立ち止まって「う〜ん」と考えてしまったらその時点で書き切れません。
現状、思考停止ばかりというのもあり、大苦戦しました。この作業は本当に「さっと」書かなければ終えることができません。しかもそれを10回も行っていくとなれば相当な訓練になるのではと思いました。
また、本ではお題やメモの有効活用法についても書かれています。
お題については十分すぎるほど出されているため、その中の1つを抜粋すればすぐに取りかかれます。 その数400件。ゼロ秒思考のトレーニングをスタートしたい。でもお題が思い浮かばない人は本の中の400件から1つ選べばいいという訳です。そもそもどのお題にするの時点でゼロ秒思考の訓練に使えそうです。
メモの有効活用方法については、長く続けていくことにより水平的思考・垂直的思考に利用すること。そして、メモを振り返り自分の軌跡を確認することを推奨していました。
ブログも実は使えるのでは?
と、ここまでで思ったのは「ブログも思考ツールにできるのでは?」ということです。
例えば「1分で5行分の文章をタイプするぞ」という目標を設ければ、パソコンで作業可能です。そして、軌跡についてはアーカイブで確認もできますしね。
…と思い、どちらも試しにやって見ましたが、結果は紙に書く方がよかったです。完全に私の主観になってしまいますが、著者の赤羽さんがお話されている「頭のスッキリ感」が違うように感じました。腕で直接文字を書くというのが効果的なんでしょうかね?
といっても紙で書く期間がどうしても捻出出来ない時はブログでも有りとは思っています。最初の話に戻ってしまいますが、「う〜ん」と悩むよりは動いたほうがいいですからね。
早速これから機会を見つけて取り組んでいこうと思います。 仕事の関係上、裏紙が大量に余っているので、目指すは全処理です(笑)更なる効果を感じる機会がありましたら、また、この件について書いていきます。