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派遣社員から臨床工学技士になった人の日記です。

臨床工学技士として働き始めて2ヶ月が経った

技術派遣会社を退職し、臨床工学技士として「2度目の新卒」となってからもうすぐ2ヶ月が経とうとしています。当然ですが環境が変われば業務内容や仕事のしやすさというのは全然違ってきます。今までは派遣会社は変わらず、派遣先を転々と変えてきたのだが、今回は正規雇用されている職場そのものが変わっている訳だから、より大きな違いを感じている所です。

 

その中でも今思うのは研修内容の違いです。

技術派遣時の研修は自己啓発系が中心でした。というのも技術派遣の場合は地域、業界、工程は直前に決まるため、技術職側は準備がほとんど出来ないです。業務に直結した勉強はどうしても出来ませんでした。

 

実際、派遣会社の研修で派遣先業務で使われていると聞いたCADの使い方を勉強してきたが、在籍中に使うことは殆どありませんでした。まれに派遣先から依頼があったとしても経験の長い人向けの業務が中心だったため、やりたくてもやれず、雑用が中心になっていました。

 

だったら派遣先からCADに関する教育を受けるよう相談すればいいのでは?ということになるのですが、教育をしないで成果を出すのが派遣の役割だという事でむしろ怒鳴られていました。

もっと言うと派遣先の社員もCADの使い方を知りません。CAD自体インストールされていない部署でした。なので、私が最初にやったのはどこに頼めばCADをインストールできるのかの担当者探しでした(笑)

 

今の職場では新入職員向けの教育というのが3ヶ月程度で組まれており、徐々に独り立ちが出来るようになっています。私の場合は入職時点で透析室で仕事をすると決まっていたため、実際に透析装置の操作や患者接続、返血などの対応を先輩の臨床工学技士が見ながら進めている所です。注意される部分もありますが、理不尽な怒鳴りはないため、納得しながら進められています。

 

先輩の話によるとそろそろフォローなしで1人で進めていくようになるらしい。今までフォローがあった分緊張はするが、少しづつ出来ることが増えてくるのは嬉しい事です。無理せず業務知識を深めていきたいです。

 

しかし…こうやって仕事をして思うのは出来るように努力するのは大事だけど、辛いと思ったら逃げてもいいという事。かつてあらゆる所から私という人間を否定された時期もあったけど、あのまま続けていたらきっと精神やられていたんだろう…。まずは今の職場で頑張っていきたい。