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派遣社員から臨床工学技士になった人の日記です。

技術派遣社員新卒1年目と臨床工学技士新卒1年目の給与を比較してみた

臨床工学技士新卒1年目と技術派遣社員新卒1年目の年間の給与を比較してみました。

※技術派遣は「無期雇用派遣」とか「派遣会社の正社員」とか「常用型派遣」とか「旧特定派遣」とか色々な表現があります。

 

自己紹介

私は大学卒業後、新卒で技術派遣会社に就職し、機械系エンジニアとして働いていました。その後臨床工学技士養成校に再進学し、養成校卒業後は某総合病院の臨床工学技士として再度新卒で入職しています。

この経歴を見てわかるかと思いますが、新卒を2回しているという中々貴重な経験をしています。だからこそ職種による比較や業務形態による比較も出来るのではないか?という事で今回の記事を書いてみました。

 

比較方法

振り込まれた金額から交通費を引いたものを1年分加算する

技術派遣の時は自転車通勤でしたが、今の職場は電車を利用しています。電車の交通費を含めると今の職場が当然多くなってしまうので交通費は除外しました。

賞与は含まない

今の職場は1年目の夏季賞与も満額入っていたからです。これも比較したら今の職場が当然多くなるので除外しました。

 

結果

グラフのような形になりました。

赤線が臨床工学技士新卒1年目の年収、青線が技術派遣新卒1年目での年収です。手取り額としては約50万円違うという結果になりました。実は前職で昇給が頭打ちになった金額と同じくらい振り込まれています。金銭面では転職成功です!

実は技術派遣会社での給与は5月から開始になっています。1か月の差があるということでも広がったということでしょう。仮に技術派遣会社の給与が4月から振り込まれたとしても30万円くらい差があるので、臨床工学技士側が多いことには変わりありませんが…。

思った事

いざ、比較をして思うのは給与については自身の努力だけではなく環境も大きな要因だなと改めて感じます。技術派遣会社では昇給が8年目で事実上のストップとなったのでもし働き続けていたら生涯年収という点でも低かったでしょう。その状況を乗り越えるために転職をしたというのも間違いなかったと思います。

臨床工学技士という今までと全く違うキャリアに挑めたのも技術派遣という立場で働き続けていたのが大きいです。派遣時代にいつでも職場からいなくなる覚悟、全国対応する事、自身の希望は通らずあらゆる業界に行くことを経験できたというのも大きいでしょう。

こういった待遇となったことに感謝しつつ、派遣時代に持っていた危機感からの自己研鑽も忘れずに続けていこうと感じました。