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派遣社員から臨床工学技士になった人の日記です。

5W1Hを理解することはコミュニケーションにとって重要です

「工場見学のリストを教えて下さい」

始業直前の朝、派遣先の内線でいきなりこんな電話がきました。

 

いやいや、これだけじゃ何もわからない。

いつ見学するんですか?

どこの工場のことですか?

なぜ突然私に電話連絡をしたのですか?

 

理解するために聞いて見たのですが、

結局「リストをくれ」の一点張り。 

最終的には今の情報だけじゃ何も答えられないですよ。

で切ってしまいました。 

 

今思うと、これは情報を得るために動いている

業者だったんだと思います。

私の派遣先はその気になれば

誰でも使える内線がありますからね。

秘匿情報を漏らさずホッとしました。

 

この業者の電話のように抽象的に話してしまうことは

私もやってしまうことがあります。

今の年になり、ある程度出来るレベルにはなりましたが、

社会人になり始めが本当に酷かったです。

 

上から言われた内容をそのまま受け取り、

関係部署にお願いするだけの存在でした。

ただの伝言係ですね(笑)

 

ただ受け取るだけで理解しようとしていないので

依頼をする理由が言えませんでした。

「なんでお願いするの?」と聞かれても答えられず。

何の結果も出せず帰っていくということを繰り返していました。

 

依頼を受ける人が理由を聞くのは当然ですよね。

受ける人は受ける人の都合がある。

それを何の理由もなしに

乱すようなことは本来出来ないのですから。

  

だが、それを続けてしまうとどうなるのか?

結果を出せない派遣さんはクレームの対象になります。

あまりに出来ない場合は

契約の期間が残っていたとしても即打ち切りです。

 

昔の私は仕事をする姿勢がない!と

派遣先上司から言われていましたが、

何とか克服した結果、今でも続けられています。

(ちなみにもうすぐ5年目が終わるところ)

 

どんな対策をしたのか?

ノートの見開き2ページを使って依頼をこなすという方法を取りました。

具体的には

・右ページにタスク(やること)を書いていく。

・左ページに5W1Hの項目を書く。

・左ページで書けない所は上位者に聞く。 

 

書いているだけでも単純な考えだなぁと思います。

ですが当時は素人の考えなりに何とか乗り越えようとしていました。

 

その結果、1つの行動にはとんでもなく時間がかかるように。

いちいちノートに書いているわけですからね。

ですが、確実に仕事を進めていける事ができました。

 

個人的はWhy(なぜ?)が1番重要に感じました。

前回の依頼からの繋がりを掴む事ができるから。

関連付けた記憶でうっかり忘れも減りました。

 

慣れていく事でノートに5W1Hをまず書く!の割合は減り、

自然に行えるようになりました。

こういう経験がなければ

言われたことしか出来ない人を続けていたでしょう。

 

じゃあ、今まで書いた文章は

きちんとわかるようなものになっているのか?

正直振り返るとめちゃくちゃです。

…まだまだ向上しなければいけない所は多いです。