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派遣社員から臨床工学技士になった人の日記です。

常用型派遣エンジニアの年収を公開します(2020年まで)

さて、2020年も終わりに近づいてきたということで、私のこれまでの年収のグラフを最新版にしてみました。

 

私は常用型派遣(正社員型派遣、無期雇用派遣とも呼ばれています)で、ある自動車メーカーに派遣社員として勤務しています。これから常用型派遣として就職する方、常用型派遣として勤務していて、今後どう収入が変わっていくのかが気になっている方には参考になるかなと思います。

 

2020年までの年収の推移

前の日記でも書きましたが、今年は思いっきり下がりました(笑)。

全体としてはマイナス70万くらいですね。コロナ関係で覚悟はしていましたが、新卒2年目の時より低くなるとは。びっくりです。

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年収を細かく分けてみた

全体で見れば思いっきり下がっていますが、残業とそれ以外で分けると結構面白いことになりました。下のグラフがその結果になりますが、基本の収入自体は大体右肩上がりでした。

ちなみにここで言う基本は「基本給+各種手当」を含めたものになります。私の場合は住宅手当と交通費を含んでいます。

 

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こうして見ると、残業にかなり依存していたんだな~と思いました。2015年~2017年が特に忙しくて、残業平均45時間、夜勤も8ヶ月連続でやっていたりと、かなり無茶をしていた時期ですが、その分大きく収入に反映されているのがわかるかと思います。

 

2020年は緊急事態宣言後は派遣先から残業ゼロの命令が出たことで、派遣元の仕事分の残業代のみとなりました。収入は大きく下がりましたが、社会人として一番快適に仕事が出来たのも2020年でした。

 

ちゃんとした優しさ、ちゃんとした厳しさを持っている派遣先で、やる気を保てたまま仕事が出来ました。そういった環境で収入が前年並って所があれば嬉しいんですけど、派遣エンジニアである限りは正直厳しそうかな。

 

私が入社した派遣会社はどうすれば基本給が上がるのかは、とても分かりやすく書かれてはいるんですけど、その「上げられるための仕事」がそもそもないんですよね。上げられるための仕事がない=給与を増やせる機会がないということなので、今後もこの収入は変わらないでしょう。

 

運よく得られたとしても、派遣社員の給料というのは契約した単価(派遣元が派遣先に請求する時間当たりの金額)で決まってきます。単価を大きく変えるためには能力が上がったと認められ、次の派遣先へ行く必要があるのですが、実現のためには時期を考えると少なくとも2,3年後ということになります。

 

周りが続々と派遣を切られている以上、そろそろ厳しいかなとも思い始めています。優秀な派遣エンジニアはコロナだろうと関係なく良いアウトプットを残せていて、状況は全然変わらないのですが、私はそこまで大きな成果を出せなかったので…。だからこそ、今、自分で出来ることを色々とやっていく必要が出てきていると思います。

 

待っているだけでは何も変わらない。

現状を打破するために挑戦だ。