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派遣社員から臨床工学技士になった人の日記です。

私の中の大人とは自分で自分の人生の責任を取る人

今週のお題「大人になったなと感じるとき」

1月の第二月曜日は「成人の日」。皆さんはどんなときに「大人になったな」と感じますか? 今週は「大人になったなと感じるとき」をテーマにエントリーを募集します。一人暮らしをはじめたとき、お酒を飲んだとき、「大人」な瞬間を誰かと共有したとき……、皆さんの経験をぜひ語ってみてください。

 

自分の人生を自分自身の責任で決められるようになったときですね。

 

私は2021年の4月から臨床工学技士養成校に進学をすることになりましたが、学費も生活費も全て自分自身で払い、進めていけることに大人になったことを実感しています。

 

子供の時は大体は父親に了解を得る必要がありましたからね。社会人で言うなら役職者承認のようなイメージを持てばいいかと思います。

 

例えば、中学から高専に進学を決めたのも、父親から安定した就職ができるからという言葉でした。特に関心のある工学の分野もなかったので、単純に過去数年間の倍率が一番低いという理由で機械工学を受けていましたね。(最終的には機械系の面白さがわかってよかったのですが)

大学進学のときも国立大学か親戚の家から通える大学かという制限がありました。複数の大学を見学できましたが、これも父の許可が必要でした。

臨床工学技士の養成校に進学したくて相談をしたときも、「夢を語るな」と怒鳴られ、「お前の頭でそんなことができるわけがないだろ」と笑われ、拒否されました。

当時はこのことにショックを受けていましたが、「こんなことを注意できる親はそんなにいないぞ」「お前の為を思って言っているんだぞ」という父親の言葉に納得し、諦めていました。

 

つまりかつての私は父親が理想とする子供として、人生を歩んでいた訳です。年齢としての大人は何年も前になりますが、心はずっと子供でした。私自身もそのことに何の疑問を持たず受け入れていたことは反省しなければいけないです。

 

自分で自分の責任を持つということはやはり不安もあります。今でも本当にこの選択をしてよかったのだろうか?ということをたまに考えてしまいます。それでも私の目指している方向に向けて今後も責任を持って進めていきたいです。