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派遣社員から臨床工学技士になった人の日記です。

コロナ禍で技術派遣会社に入社するときは長期の自社待機と高頻度の引っ越しを前提としてください

今週のお題「引っ越し」

心機一転!

今週のお題は「引っ越し」です。

年度末が近づいてきました! 進学や就職、転勤などで、新天地へと引っ越すことになる方は、そろそろ準備を始めている頃でしょうか。そこで、今週は「引っ越し」をテーマに、みなさんのエントリーを募集します。「初めての一人暮らし」「これから住んでみたい場所」「荷造りで役立つこと」など、あなたの「引っ越し」にまつわる出来事を、はてなブログに書いて投稿してください! ご応募をお待ちしております。

 

引っ越しでまず思い浮かぶのは、私がかつて働いていた技術派遣会社の社員としての引っ越しです。技術派遣会社だと年度末に関わらず、いつでも引っ越しの覚悟を持たなければいけなかったよなというのを思い出しました。

 

技術派遣会社を知らない人のために説明をすると、この業界は派遣会社に正社員として入社し、その後メーカーに客先常駐勤務するという雇用形態です。つまり、自社では正社員ですが、受け入れるメーカー側としては派遣社員という扱いになります。

 

派遣社員というと案件を選択できる自由があるというイメージがありますが、それはあくまで登録型派遣での話です。派遣会社の正社員では案件割り当ての拒否権はなく、全国転勤をしなければいけません。

私のいた会社の場合は北は東北、南は九州の範囲でいつでも引っ越せる準備をしなければいけませんでした。しかも案件が決まってから2週間以内に引っ越さなければいけないという状況です。振り返ると中々大変な働き方だったなと思います。

 

特にこの引っ越しですが、現状は何度もあることを覚悟すべきです。

一昨年のコロナ禍では派遣切りが頻発していたというニュースを見たことがある人も多いかと思います。私がいた会社も例外ではなく、3ヶ月以下で派遣終了という人、中々次の派遣先が決まらない人が多かったです。

実際に去年だけで栃木⇒愛知⇒埼玉⇒栃木と3回引っ越しした40代の先輩もいましたし、新卒で約1年間派遣先が決まらず、待機している人もいました。

 

まだまだコロナ禍は続くと思います。このような時期に派遣を受け入れる会社というのは少ないため、現状では未経験で技術派遣会社の正社員を選ぶのはリスクが大きいと考えています。

 

今だと2023年卒の学生が就職活動を始める時期でしょうか?会社説明会の中でもいくつか技術派遣会社が参加していると思います。メリットもあるので、元々技術派遣社員の形態で働きたいという方を否定するつもりはありませんが、こういった実際があるというのは認識したうえで選択すべきです。